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2014年12月の投稿

2014年12月24日 (水)

2学期終業式!みなさん、よいお年を!

77日間の長い長~い2学期が、12月24日に開かれた終業式で終わりを迎えました。これから、短いけれど楽しみがいっぱいの冬休み。3学期の始業式には、全員が元気に顔をそろえましょうね!

Photo体育館に集まった子どもたちは、クリスマスイブということもあり、どこかウキウキした表情。柚木園ひとみ校長先生が「やる気をもってがんばれた」など、2学期の子どもたちの成長を賞賛しました。

続いて3年生児童が代表で壇上へ。

Photo_2紅白に分かれ、応援合戦や各種競技でしのぎを削った運動会。クラスで団結して練習を重ね、本番では大勢の前で堂々と発表できた学習発表会…。2学期の思い出を振り返り、「身のまわりの整理をできるようにしたい」と新年の目標を述べました。

終業式後は表彰伝達式も。

Photo_3個人・グループでの受賞のほか、学校賞もいただいた県統計コンクールをはじめ、学業に、スポーツに、芸術にと大いに頑張った内城っ子たち。新年も様々なことに挑戦していきましょう!

また、冬休みの過ごし方に関するお話もありました。

Photo_4冬休みを楽しく過ごし、また3学期が全員そろって元気にスタートできるよう、「自分のいのちは自分で守る」を合い言葉に、健康や安全に気をつけましょう!

また毎学期の終業式恒例となっている、内城こども園との合同集団下校もあり、年中・年長クラスの園児6人と全校児童が集落ごとに集団下校を行いました。

2014年12月16日 (火)

「アートアカデミー」で彫そ体験!

文化庁主催の「文化芸術による子どもの育成事業」に伴うアートアカデミーが12月15日、内城小であり、名古屋芸術大学の神戸峰男教授などの指導のもと彫そ活動を体験しました。

名古屋芸大の神戸教授、同大卒業生の志満津華子さん、加藤真浩さんの3人が講師として来校。講座は全校児童を対象にあり、希望した保護者の方や学校職員も挑戦しました。

まず神戸教授が、彫そ活動について説明。骨組みに粘土をつけていって、自分の表現したいものを作っていく彫そは、子どもたちも大好きな粘土遊びに通じます。神戸教授は世界の作品などの映像も交え、その楽しさを紹介してくれました。

その後、さっそく製作活動に!「まずは粘土の感触を指で楽しんで、そこから自然に感じたものを形にしていこう」とアドバイスがありました。

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Photo_19子どもたちは、粘土に触れて楽しんでいるうちに、どんどんイメージがわいてきた様子。心に浮かんだものを、少しずつ形にしていきました。

みんなの作品の一部をご紹介~♪

Photo_20お見事!イースター島のモアイ像にそっくりです。

Photo_21これは沖縄・奄美に馴染みの深いシーサー…でしょうか?

Photo_22手前の大作は、宇宙戦艦ヤマト?とってもかっこいいですね!

子どもたちの作品は、名古屋の工房に運ばれ、乾燥させて焼成したあとに再度、学校へ届けられるそうです。卒業式までには子どもたちの手元に届く予定だとか。楽しみですね!

あしきぶ公園に花植え&孫八遺跡見学!

谷山字がほこる湧水あしきぶ公園で12月11日、内城小児童と谷山字の有志住民の方々が花苗の植え付け作業を行いました。

まず子どもたちは、バスで谷山字と知名町上城字との境あたりから公園にかけて、道路のゴミ拾いを行いました。

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Photo_3道路沿いにはコーヒーやジュース、ビールなどの空き缶、空きペットボトル、菓子類の空き袋、たばこの吸い殻などがたくさん落ちていました。子どもたちが一つひとつ、ゴミ袋に回収。すっかりきれいになりました。

目的地のあしきぶ公園では、谷山字の住民の方々約10人が待っていました。さっそく、プランターに花の苗を植えていく作業に取りかかります。

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Photo_5植えた花がきちんと根付くように、住民の方々が植え付けるコツを丁寧に教えてくださいました。

Photo_6公園内の花壇にも苗を植えていきました。学校で緑化運動に取り組んでいる子どもたちも、なかなかの手つきでしたよ。

Photo_7みなさん、寒い中お疲れ様でした!

さて、花植え作業の後は、学校までの帰り道にある後蘭孫八遺跡へ。ここでは和泊町教育委員会による発掘調査が行われており、貴重な発掘現場を見学させてもらえることになりました!

Photo_8考古学の専門家の方や町教委の担当職員の方が、孫八遺跡の特徴や発掘調査の進め方などについて詳しく教えてくれました。

Photo_9「この道10年」という作業員の方は、どういう道具を使って、どのように発掘を進めるのか実演しながら説明してくださいました。「根気のいる仕事」なのだそうです!

Photo_10孫八遺跡は約600~500年前から昭和40年代まで、人が暮らしてきた跡が残されています。出土した土器類の現物を見せてもらい、子どもたちは興味津々…

Photo_13孫八遺跡からは、高貴な人が持つ珍しい器や、台湾地方など遠く島から離れた場所で作られた器などが見つかっているそう。

「まだ分からないことが多いですが、ひとつ言えることは、私たちが考える以上に昔の人たちも活発に交易をしていたんです」と担当職員さん。

校区にこんなに面白い遺跡があるなんて、内城小はラッキー!!!これからも、地域の文化財を大切に守り育てていけたらいいですね。

2014年12月 9日 (火)

全員完走!新記録も!校内持久走大会

今年度の校内持久走大会が12月9日、小学校周辺のコースでありました。保護者や祖父母、地域の皆さんが大声援を送るなか、全校児童38人、子ども園参加者16人全員が完走を果たしました。

開会式では、6年生児童が代表で宣誓paper柚木園ひとみ校長先生が、「苦しくなるかもしれませんが、弱い自分に負けないで」と激励しました。

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まずは昨年度から参加している内城こども園の年長・年中クラスの園児16人が一斉にスタート。沿道には子ども園の保護者も駆けつけ、声を枯らして声援を送っていました!

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Photo_3校庭トラック1周、校庭外周1周のコースを元気いっぱいに駆け抜けた園児たち。新入学を控えた年長さんたちも、頑張りました!

続いてはデッドヒートが予想される3・4年生!トラック2周、外周3周の1300㍍コースに挑戦です。

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Photo_6沿道の温かい声援を受け、最後まで諦めずにゴール!これまでで一番の頑張りを見せた児童も多く、見守るみんなが感動をもらいました!

続いてはトラック1周、外周2周の800㍍コースに挑戦する1・2年生です。走るのが大好きな子も多い1・2年生は、新記録も期待できます…。

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Photo_9練習までの順位をひっくり返すドラマのような展開もあり、応援にも力が入ります。初めて参加した1年生たちも、それぞれのペースで頑張って走りきりました。立派でしたよ!

最後は5・6年生たちです。トラック2周、外周4周の1500㍍コースを走ります。さすがの力強い走りを見せる高学年生のレースは、見応えもたっぷり!

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練習以上の激走を見せる児童あり、ゴール直前でデッドヒートを繰り広げる場面あり…。少し気温が高くなってキツさも出てきていましたが、みな自分の力を出し切ったようでした。

今大会では、2年生の上原琉音さんが3分15秒で新記録を打ち立てたほか、6年生の亘遼馬さんは記録まで1秒差まで迫る頑張りを見せました。また大会記録には届かずとも、自己ベストを更新した児童がたくさんいました。

朝の運動タイムで日々、脚力にみがきをかけ、体育の時間でも何度も試走を行い本番に備えてきた子どもたち。これまで積み重ねてきた努力の成果を、お家や地域の方々に発表することができましたね。

2014年12月 4日 (木)

人権週間で「男女共同参画」ワークショップ

県が主催する今年度「子どもたちの男女共同参画学びの広場事業」のワークショップが12月4日、全学年を対象にありました。

Photoこの事業は、自分自身も他者も大切にできる子どもの育成と、子どもたちの人権意識を高めることを目的としています。

今回は、全国で講演活動をされているという髙﨑恵先生が講師として来校され、1・2年生、3・4年生、5・6年生の3グループに分けてワークショップを実施しました。

ワークショップでは、「自分の利き手ではない方の手で自分の名前を書いてみる」「先生から口頭で出される指示に従って、他の人と相談したりのぞき見たりしないで絵を描いてみる」「言葉を使わないグループ分け」などの活動に挑戦しました。

Photo_2数え切れないほど書いてきた自分の名前なのに、利き手じゃないと上手にできません!しまいには、おかしくて笑いだしてしまう子も…。

この活動からは「誰もが初めて挑戦する際には、最初から上手にはできない」こと、だからこそ「初めてのことや慣れないことに挑戦している人や自分自身を否定したりしない」ことを学びました。

「紙の中央に大きな丸を描きます」「紙の白いところには点があります」など、先生が口頭で出す指示だけを頼りに絵を描いてみる活動は、さらに高度です!

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「こんな絵でいいのかなあ」「どんな絵になっていくのかなあ」「他の子の絵が気になるなあ」不安、戸惑い、好奇心…いろいろな思いを抱えながら、真剣に挑戦しました。

Photo_4グループに分かれて互いの絵を鑑賞してみると、同じ指示を一斉に聞いたにもかかわらず、すべてがまったく違う作品に仕上がっていました。

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「この絵は雪だるまに見えるね」「みんな全然違う絵になってる」「自分の絵は下手になっちゃった」など、意見を交換しあいます。

Photo_7最後は、グループごと、または一人ずつ「絵を描いていたときの気持ち」「お互いの絵を見たときの感想」を発表。この活動からは、「人の感じ方や考え方は、性別や年齢にかかわらず、それぞれ違うんだ」「その違いが、それぞれの個性なんだ」ということを学びました。

Photo_8また、言葉を使わないグループ分けの活動からは、多様な表現手段があることを身をもって実感!いろいろな方法で意思伝達できた内城っ子なら、言葉を使わないコミュニケーションをしている障がい者の人々や、日本語を話さない外国の人々とも、自信をもって交流を深められそうですね。

「互いの違いを大切にしあうことこそが人権意識」と髙﨑先生。人権週間の締めくくりに、とても素晴らしい体験ができました。