全学年で「人権学習」~人権週間
人権週間期間中の7日、全学年を対象に「人権学習」が行われました。昨年度に続き、町人権擁護委員の先生方が来校し、人権の大切さを学びました。
和泊町で活動するお二人の人権擁護委員の先生が来校。1校時に1・2年、2校時に5・6年、3校時に3・4年生が学習を行いました。
今回の人権学習では、まず法務省人権擁護局・全国人権擁護委員連合会が作成した「じんけん自己診断」を体験。(↑1・2年生)
「いじめは、いじめられている子が悪いの?」という質問に対し、普段の自分はどのように行動しているか、人権を守る立場からはどのような行動がのぞましいかを学びました。(↑3・4年生)
続いて、DVDを視聴!
1・2年生は、生まれつき羽根がちぢれて飛ぶことができないホタルと、その仲間のホタルたちを描いた『とべないホタル』を鑑賞。
3・4年生は、みんなからいじめられている心優しいオオカミの姿を通じて、本当の強さとはなにかを学ぶ『やさしいオオカミ』を観ました。
そして5・6年生は、いじめに悩む転校生が、クラスメートや人権擁護委員の支えられ、いじめを克服していく物語『勇気のお守り』を鑑賞しました。
視聴後は、DVDを観た感想を互いに発表し合います。1・2年生からは「とべないホタルをみんなが助けたことがいい」「とべないホタルの身代わりになった勇気のあるホタルは、すごい」など、助け合いの精神に感動したという意見が。
3・4年生は、「本当の強さは、やさしさだと思った」「いじられてもやり返さず、(いじめてきた相手が)困っているのを助けてあげたことがすごい」など、周囲に対して思いやりを持つことの大切さを学んだようです。
5・6年生は、「(いじめられていやなときなど)自分の気持ちを伝える勇気が大切。自分もそうしたい」など、自分を守るためにちゃんと自己主張することの大切さに気付いた様子でした。
学習の最後では、人権擁護委員の先生が「人権を守ることは、自分自身を大切にし、周囲の人たちも大切にすること。学校でも、お互いにやさしく」と呼びかけました。
10日までの人権週間中は、児童玄関前に、児童による100字作文や関連図書が展示されています。100字作文の一部は、給食時間の校内放送でも紹介されています。関心のある方は、ぜひ学校まで足をお運びください!
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