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2015年12月の投稿

2015年12月14日 (月)

ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団が公演!

大阪を拠点に活動するザ・オペラハウス管弦楽団による学校公演が14日、内城小体育館でありました。

P1100421今公演は、文化庁による「文化芸術による子どもの育成事業」の助成を受けて行われ、10月に開かれたワークショップを経ての本公演でした。

会場には内城小の全校児童だけでなく、大城小や城ヶ丘中の全校児童生徒、内城こども園の4・5歳児クラスもご招待したほか、保護者や地域住民の方々も多数足を運んでくださいました。

歌劇「カルメン」の前奏曲で幕開けした公演!

P1100305_2牧村邦彦さんによる指揮のもと、迫力あふれるオーケストラの演奏に、会場の観客は息をのんで聴き入りました。

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P1100350ワークショップのときと同じように、オーケストラを構成する弦楽器、金管楽器、木管楽器、打楽器の楽器たちの特徴を分かりやすく紹介してくれたコーナーもありました。

P1100377また、オペラの花・ソプラノの美しい歌唱も堪能できました。今回司会も務めてくださったソプラノ歌手の田邊織絵さんが、子どもたちに歩み寄りながら、語りかけるように歌う姿は感動的でした!

第二部は、観客とオーケストラとの競演ステージ!内城小児童とオーケストラによる、内城小校歌の合唱奏で幕開けです。

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P1100404続く指揮者体験コーナーでは、4・5・6年の代表児童がオーケストラを前に、オープニング演奏と同じ「カルメン」前奏曲を振りました!緊張しながらも、3人ともそれぞれの個性が出た素敵な指揮者ぶりを披露しました。

P1100423最後は会場と一体となった「ビリーブ」の合唱!プロの楽団の演奏にのせて、のびやかな歌声を響かせることができました。本校5年生の光永真海さんがピアノ伴奏で加わり、何ヶ月も練習を重ねてきた成果を披露していましたよ!

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P1100442アンコールでは、勇壮な「ラデツキー行進曲」を演奏。会場の手拍子と楽団の演奏とが一体となり、素晴らしい公演を締めくくりました。

ワークショップに続き、本公演でも音楽の素晴らしさを子どもたちに存分に伝えてくださったザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団のみなさん!本当にありがとうございました。

いつか、今回の公演を体験した子どもたちの中から楽士が生まれるかもしれませんね…happy01

2015年12月12日 (土)

じいちゃん、ばあちゃんと楽しく交流♪

地域の長寿会の皆さんや、児童の祖父母と交流する「長寿会とのふれあい活動」が12日あり、グラウンドゴルフや昔のあそびを体験しました。

ふれあい活動には、孫が内城小に通っているじいちゃん、ばあちゃんのほか、常日ごろ内城小を見守ってくださっている地域の長寿会の皆さんなど16人が参加されました。

子どもたちは縦割り班に分かれて、室内・屋外の交流活動を体験!

P1100197屋外では、毎年子どもたちも長寿会の皆さんも楽しみにしているグラウンドゴルフがありました。

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P1100235初めて挑戦する児童もいましたが、ホールをいくつか回るうちに要領を覚えて、なかなかの好プレーも見せていました。ばあちゃんが思わず「まけた~」とつぶやくほど、筋のいい子も!

P1100245クラブの握り方、ボールの打ち方、打つときの姿勢、ルール…長寿会の皆さんは、とっても優しく様々なことを教えてくださいました。

室内では、アダンの葉を使った風車(カジマーヤ)作りと、お手玉あそびを体験しました。

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Dscn1092アダンの風車は、竹とアダンの葉を使って作る昔ながらのおもちゃ。子どもたちは、ベテランのじいちゃんたちに丁寧に教えてもらいながら風車をつくり、完成したらさっそく風車を回していました。

お手玉あそびグループも、プロ級の技を持つばあちゃんに教えてもらいながら、いくつも遊び方を教わりました。

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Dscn1016笑顔が花開いたお手玉コーナー。体験した児童は「初めてやったけど、すごく楽しかった!3個いっぺんにお手玉できた」などと、大喜びの表情を浮かべていましたよ!

楽しい交流のお礼に、最後は児童から合唱をプレゼント!

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P1100277心を込めた『ビリーブ』の歌声…。じいちゃんばあちゃんは、涙を浮かべながら耳を傾けてくれました。

また来年も、変わらず楽しい交流ができるといいですね!じいちゃん、ばあちゃん、いつまでもお元気でいてくださいね!

2015年12月11日 (金)

地震・津波想定で避難訓練

地震と津波が発生したと想定した避難訓練を11日、沖永良部地区消防本部の指導のもと行いました。

今回の避難訓練は、事前告知をして実施しました。3時間目の途中で、「ただいま地震が発生しています」と緊急放送。その後、教頭先生が拡声器で校庭への避難を指示しました。

P11001151年生は、火災が起きる可能性も考え、きちんとマスクやハンカチなどで鼻・口をふさいで避難することができていました。

P1100131一番遠回りの避難経路をとる2年生ですが、慌てて走らず、落ち着いた様子で避難していました。

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P11001253・4年生も5・6年生も、速やかな避難行動をとることができました。

P1100133今回の避難訓練では、避難指示から1分30秒かからずに全員が校庭の避難場所に集まることができました。

P1100136消防本部の方の講話では、東日本大震災や阪神・淡路大震災など、過去に日本をおそった大規模災害の教訓をふまえ、「率先して避難する」「このくらいなら大丈夫だろうと、想定を過信しない」「いざというときに、きちんと避難行動をとれるように、避難訓練は一生懸命に取り組む」ことなどが大切と教えてくださいました。

地震・津波、火災、不審者対応など、年に何度も避難訓練を行う機会があります。その都度その都度、一生懸命に行い、いざというときに自分の命をしっかりと守れる人になりましょう!

2015年12月10日 (木)

人権擁護委員招き「人権教室」

和泊町人権擁護委員の先生を招いた「人権教室」が10日、全学年を対象にありました。いじめや差別などの問題を扱った紙芝居、DVDを鑑賞しながら、人権とはなにかを学びました。

今回来校されたのは、町人権擁護委員の前幸貴さんと本部玲子さんのお2人です。人権教室は低・中・高学年の3グループに分かれてありました。

1・2年対象の教室では、いじめ問題を描いた紙芝居『白い魚とサメの子』をもとに、人権について考えました。

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P1100085紙芝居は、みんなにいじめられ苦しんでいる白い魚の子が主人公。

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P1100098紙芝居を見終わった後、それぞれ感想を書きました。「みんなと仲良くすることは、みんなと同じになることじゃなくて、自分らしさが大切だという言葉がいいと思いました」など、人権意識の芽生えを感じる意見もありましたよ!

3・4年生では、DVD『しらんぷり』を鑑賞。

P1100108いじめに苦しむクラスメートを助けてあげられず、心を痛める小学生が主人公です。いじめ問題を正面から捉えた、難しい作品です。

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Dscn0947悩みながら感想を書き記した3・4年生たち。「いじめを見ていて知らんぷりをするのは、いじめているのと同じだということが分かった」と、自分が行動を起こす大切さに気付いたようでした。

最後の5・6年生は、DVD『とべないホタル』を鑑賞しました。

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Dscn0990生まれつき、羽根が縮れて飛ぶことができないホタルと、そんなホタルを助け支えていく兄妹ホタルたちのお話です。仲間の大切さ、思いやりの尊さを学びました。

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Dscn0996前さんらは、「人権は人が幸せに生きる権利のこと。自分のことも、家族や友人・地域の人々など周囲の人のことも同じように大切にすることが、人権を守ること」「人権擁護委員会だけでは地域みんなの人権は守れない。一人ひとりが行動することが大事」と呼びかけていました。

12月第一週は「人権週間」として、人権について学習する機会があった子どもたち。今回の人権教室を経て、さらに人権=一人ひとりが幸せに生きる権利について理解が深まったことでしょう。

2015年12月 9日 (水)

「平和」ってなにかな…家庭教育学級で学習会

親子で様々なことを学習する家庭教育学級。

8日夜は、「平和」をテーマにした学習会を開きましたclover

Dscn0844講師として話した田原かおりさんは、夏に自身が参加した平和を考えるワークショップでの経験を紹介。

沖縄の少年が書いた平和作文が原案となった絵本『へいわってすてきだね』や、詩人・谷川俊太郎さんによる詩などを紹介しながら、親子で平和について考え、語りあうことの大切さを呼びかけました。

Dscn0853講話に続いて、「自分にとっての平和」を考える絵本づくりを行いました。まずは田原さんが、夏のワークショップで自身が作成した絵本を紹介しながら、つくり方を説明…。

Dscn0862さっそく、参加者全員が、自分自身に「平和って何だろう」と問いかける絵本の作成に取りかかりました。

Dscn0864「平和」という言葉が難しい低学年生も、「どんなことが幸せかな?」と考え、一生懸命に絵や文字を書いていきます。

Dscn0866最初はイメージがわかずに悩んでいた子でも、次第に考えがまとまってきて、すらすらとクレヨンを走らせていきました。

いよいよ、完成した作品の鑑賞会shine作者が前に出て、みんなの前で読み上げます。

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Dscn0916子どもも大人も、みんな真剣に自分と向き合って考えた「平和」…。

「ともだち、かぞく みんないきている」「自然があるから生きている。自然とともに生きていく」

「かぞくでいること」「ともだちや家族となかよくすること」「みんな、なかよくしようね」

「自由 元気 ゆうき」「ぼくは、医者になりたい」「農業だいすき」

「いつもあたりまえのようにがっこうに行くこと!」

それぞれが描く「平和な世界」「平和な未来」が、じんわりと伝わってくる作品ばかりでした。これからも、親子で「平和」について語りあっていきたいですね!