「いかのおすし」で命守れ!~不審者対応訓練
「子ども110番の家」への駆け込み訓練などを行う不審者対応訓練が、20日、全校児童を対象にありました。
まずは、西門方面から不審者が学校敷地内に侵入したと想定して、避難訓練を実施。緊急放送に従い、全校児童・教職員が素早く体育館に集合することができました。
体育館では、通学路上などで不審者に遭遇した場合の対応の仕方を訓練しました。「いかのおすし」の合言葉のほか、「かぼちゃ」=「駆け込む」「防犯ブザーを鳴らす」「ちゃん行き先を(保護者に)告げてから出かける」の合言葉を知っているお友だちもいました。
続いて、先生方がデモ演技を見せました。先生方が扮する小学生たちは、なんと、「車に乗って」「お菓子あげるよ」などという不審者の誘いに、簡単について行ってしまいました!
見ていた子どもたちからは「ダメ、ダメ!」「行っちゃダメ~~~!!!」と悲鳴が!「いかのおすし」の「行かない」「乗らない」は、とっても大事ですよね!
今度は、4年生と6年生のお兄さんコンビが挑戦します。「〇〇に行きたいから、車に乗って」「お母さんが病院に運ばれたよ。すぐに病院に連れてきてって、お母さんに頼まれたよ」など、言葉巧みに誘う不審者役の先生…。
腕をとられそうになる前に、すぐに逃げることができました。でも、逃げる際に大きな声が出せなかったペアも。「勇気が出なかった」そうです。怖さで体がすくんでしまうことは十分に考えられますね。そうした際に防犯ベルが助けになるので、ぜひランドセルに付けておきましょう!
子ども110番の家に駆け込んだら、不審者の体格、服装、どんなことを言ってきたか、何をされたかなど詳しく伝える必要があります。挑戦したお兄さんたちは、しっかりと不審者の特徴を伝えることができていました。
不審者事案は、平和な沖永良部島でもいつ発生するか分かりません。自分の命をしっかりと守れるように、訓練で学んだことをちゃんと身に付けましょう。
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