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2016年9月 5日 (月)

「いじめと脳の関係」で講話 全校朝会

9月の全校朝会は5日あり、太裕孝校長先生が「いじめと脳の関係」をテーマに講話しました。

9月1日~7日に設定されている「いじめ問題を考える週間」にあわせ、全校でいじめ問題を取り上げました。

P1170055校長先生は、まず、人間の脳の構造を説明。人間の脳は、最も中心部にある脳幹、中心部をつつむようにある旧皮質、一番外側を覆っている新皮質の3つの領域に分かれています。

そして、脳幹は命を支える「ヘビの脳」、旧皮質は感情を司る「イヌの脳」、新皮質は知性を育む「ヒトの脳」と呼ばれているのだそうです。

P1170052さて、いじめが起きると脳はどうなるのでしょうか?いじめを受けると、人の脳は、とっても大きく深刻なダメージを負うのです。

まず一番外側にある新皮質が影響を受け、勉強などのやる気が失せます。

もっといじめがひどくなると、旧皮質がダメージを受け、感情が乏しくなってしまいます。

そして、深刻ないじめが続くと、脳幹まで影響が達し、「生きていこう」という意欲が失われて自殺など最悪の事態に発展しかねません。

「ちょっとしたからかいのつもりだった」

「死ぬなんて思っていなかった」

…いじめをする側の、そんな言い訳は、まったく通用しないことが分かります。いじめは、「命をおびやかす問題」なのです。

P1170056校長先生は、友だちと仲良くする「まほうの言葉」として①いっしょにあそぼう②ありがとう③さっきはごめんね④だいじょうぶ?の4つを紹介。いじめを防ぐには、友だちへの思いやりを忘れないことが大切だと説きました。

「まほうの言葉」を毎日たくさん使いながら、お互いを大切にできる内城小学校を作りましょうね。

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