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2015年9月 4日 (金)

肥満を予防しよう!学校保健委員会

今年度の第2回学校保健委員会が3日、図書室であり、和泊町学校給食センター栄養教諭の小牧明子先生が講話しました。

P1070956毎日元気いっぱいの内城小児童。でも、いくつかの健康課題があり、その一つが肥満予防です。

スポーツ少年団などの活動で定期的に運動する習慣がついている児童が多い一方で、肥満傾向が高まっている児童もいます。学校、家庭でともに肥満解消・肥満予防に関する理解を深めようと、今回の学習テーマになりました。

P1070962小牧先生は「食事で変わる!心とからだの健康~食べたものでからだは作られる~」と題して講演されました。

小牧先生はまず、「そもそも肥満とはどういうことか」を説明。体重、体脂肪ともに基準値(標準値)を超えた状態をさしますが、単に体重の過多や見た目では肥満であるかどうかは判断できないとのこと。肥満症になると、病気になりやすくなってしまうそうです。

それでは、肥満を予防するには、どのような食生活がのぞましいのでしょうか。

小牧先生は、「主食+副菜+汁物」の組み合わせを基本としながら、「野菜や海草、きのこ類などを多様した副菜で満足感を得られるよう工夫する」「主食となるパンやごはん、麺類は量をなるべく一定にする」「おかわりの種類や量に注意する」ことなどが大切と話しました。

P1070958家庭で何気なく与えている「おやつ」についても、具体的に話してくださいました。

市販のスナック菓子や清涼飲料水などはなるべく多く与えないようにし、その代わりに果物やおにぎり、お茶や牛乳を摂るとよいとアドバイス。おやつの摂取量・種類を子ども任せにすることは、禁物のようです。また、睡眠不足も肥満につながるとし、生活リズム全体を見直す大切さにも触れました。

参加した保護者の皆さんは、時折メモを取るなどして熱心に耳を傾けていました。子どもたちの健康、家族全員の健康を、各家庭で守っていきましょうね!

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