人権週間ラストに「人権集会」
12月3日から9日まで「人権週間」に取り組んできた内城小です。最終日の9日には全校児童が参加して集会を開きました。
まず様々な色の画用紙が児童一人に1枚ずつ配られました。担当の先生が「好きな形にハサミで切ってみよう」と呼びかけると、みんな楽しそうにチョキチョキ…。
それぞれが作り上げたカードを、今度は他のお友だちのものと重ねてみます。「なるほど、きみのカードは、そういう形ね」
「重ねてみよう」「面白い形にしたんだね~」
「お兄ちゃんとぼくの、ぜんぜん違う!」
カードを重ねてみて分かったことは、「一つとして同じ形はない」ということ。「それは人についても同じことが言えるんですよ」と、担当の先生が呼びかけます。
一つとして同じものがない人の心。だけど、ときに他の人がうらやましくなったり、自分に自信が持てなくなったりしますね。でも、自信がないと思っていた自分の心も、他の人から見たら素晴らしいことがたくさんあるかもしれません。
また、他の人とまったく違うと思っていても、重なり合う部分=共通していて分かり合える部分があったり、他の人の良い点を見習って努力しているうちに、自分にも同じ良い点が生まれてきたりすることもあるかもしれません。
…先生が語り掛ける言葉に、子どもたちは静かに聞き入り、何度もうなずいていました。週間の最後に、とても大切なことに気づくことができた人権集会でした。
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