「地震だ!」避難訓練や消火訓練
地震を想定した避難訓練が13日あり、沖永良部消防本部の消防士さんと一緒に消火訓練や簡易担架の作り方なども学びました。
まずは地震発生を想定し、避難訓練を行いました。
地震がおさまるまでは、教室で机の下に隠れて身の安全を守ります。
避難指示に従い、校庭へ一斉に避難。今回は、校内に取り残された児童がいると想定して、第二次行動(所在不明者の検索)も行われました。
続いて、沖永良部消防本部の消防士さんと一緒に学ぶ時間です。
6年生と4年生が一人ずつ、実際に炎をつけての消火訓練を体験しました。古い消火器を使用しましたが、レバーがかたくて押すことが難しく、体重をかけてようやく消化剤が出てきました。
燃えさかっていた炎も、無事に消すことができました。消火器を使用する際には、「ピノキオ」を合い言葉にするとよいそうです。
「ピ」…ピンを引く 「ノ」…ノズルを取って先端を炎に向ける 「キ」…気持ちを落ち着かせる 「オ」…レバーを押す―の「ピノキオ」だそうです。忘れずにいましょうね!
さて、その後は、大災害にあって物資がない場合でも、身近にある毛布、長い棒で作ることができる簡易担架の作り方を教わりました。体格のいい5年生男子でも、こうやって運ぶことができました!
訓練の最後には、2011年3月11日に発生した東日本大震災を体験した先生が、実際の様子を話してくれました。先生が当時勤務していた東京の小学校では、立っていられないほどの大きな本震や何度も続く余震に耐えながら、子どもたちが学校で家族の迎えを何時間も待ったそうです。
「いざというとき、避難訓練は絶対に役に立ちます。だから、真剣に取り組んでください」との呼びかけには、改めて自然災害に備える大切さを気付かされました。
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