長崎夏海さんとワークショップで交流!
土曜授業が行われた14日、児童文学作家の長崎夏海さんを招いたワークショップがあり、子どもたちは「さみしい気持ち」と向き合う表現活動を体験しました。
平成24年度から始まった長崎さんとのワークショップも、今年で5回目を数えます。読書月間の目玉イベントとして定着しており、毎回、長崎さんの著作をテーマ本に選んで活動を行っています。
今回のテーマ本は、絵本『ゆうやけこやけ ぐるりんぱ』。まず、長崎さんが同作を読み聞かせし、「さみしい気持ち、見つめよう」というワークショップテーマを発表してくれました。
ワークショップでは、大きな絵本型のパネルと画用紙で作ったカードを使います。絵本は全部で4場面。
「どんなときにさみしくなるの」
「さみしいとき…こうしてほしいな」
「あの子、さみしそう…どうする?」
「さみしいときの、おまじない」
の4つの問いかけに応えるように、子どもたちなりの考えをカードに記入していきます。
記入したカードは、絵本型パネルのそれぞれのページに貼っていきます。
「さみしいときは、かあちゃんにぎゅっとしてほしい」
「さみしい子がいたら、声をかける」
「さみしくなんか、ない!」
などなど、子どもたちのいろいろな声が集まりました。
最後の「さみしいときの、おまじない」の場面では、自分で考えた「さみしい気持ちが消えちゃうおまじない」を実演してくれる子もいました!とっても楽しいおまじないに、会場は笑い声に包まれましたよ~!
今回完成した絵本パネルは、図書室で展示していく予定です。次回は来年の読書月間中!いまから楽しみですね!
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