「介護の仕事」のすばらしさ学ぶ
介護の仕事を学ぶ出前授業が、20日、3年生以上の児童を対象にありました。
今年度「未来の福祉・介護担い手スタートアップ事業」の一環で、和泊町社会福祉協議会の職員の方などが来校されました。
まずウォーミングアップとして、2人1組で楽しいゲームを体験。絵を映し出したプロジェクターに背を向けている相手に、言葉だけで絵の内容を伝えるというもの。
一生懸命にジェスチャーを交えながら説明している子もいましたが、なかなか難しい様子…
メッセージをやりとりして、互いの思いや考えをわかり合うコミュニケーションは、介護の仕事の基本となるそうです。
授業の中では▽高齢者や障がいを持っている人、病気やケガをしている人などが、どのような症状を抱え介護を必要としているのか▽介護を必要とする人々を支える職業にはどんなものがあるのか―を詳しく説明。
高齢化率の高さから見ても、人々が介護を必要としながらも安心して地域で暮らし続けるために、和泊町では今後も「介護の担い手」が必要となってくるそうです。
出前授業では、介護技術を実際に学ぶこともできました。寝返りや立ち座りなど、要介護者に動いてほしいとき、上の写真のようにただ力任せにしていては大変
コツさえ分かっていれば、介護を受ける人も、介護する人も、とても楽に様々な動作を行うことができます。
実際に体験してみて、子どもたちも納得!
最後に、車いすの試乗体験も!車いすに乗ってみるのは初めてという児童が大多数で、まっすぐに進むだけでも精一杯…
車いす利用者の大変さを、身をもって理解することができました。
様々な体験を通して、介護の仕事を分かりやすく紹介してもらった今回の出前授業。将来、内城小の中からも、和泊町の福祉を支える担い手が育っていくかもしれませんね!
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