不審者対応訓練「自分の命を守ろう!」
不審者から身を守る術を学ぶ不審者対応訓練が22日、全校児童を対象にありました。沖永良部警察署の署員の方々に指導していただき、「自分の命は自分で守る」ことの大切さを改めて学びました。
まずは学校内に刃物を持った不審者が侵入してきたことを想定し、避難訓練を行いました。
刃物をかざしながら3・4年生教室にいきなり侵入した不審者。児童はすばやく避難し、先生方が不審者に応対します。
児童に危害が及ばないよう、さすまたやホウキなどを手に、不審者の動きを止める先生方。訓練とは思えない必死さでした。
2階に教室がある2年生と5・6年生は、緊急放送を受けて避難行動。
大声を上げる不審者の姿に、思わず泣いてしまう児童もいましたが、全員が速やかに避難を終え、安全な部屋に逃げることができました。
続いて体育館に移動し、通学路上で不審者に声かけされた場合の「110番の家」かけこみ訓練を行いました。
まずは警察署の方と一緒に、不審者から逃げる際の合言葉「おかしも」を再確認。2年生、3年生、5年生から2人ずつ代表児童を選び、かけこみ訓練を行います。
代表児童が下校しているところに、不審者が「郵便局まで案内して」「一緒にゲームしよう」などと声をかけてくると想定。子どもたちは、ついて行かずに不審者から逃げます。
いつ、どこで、どんな人物から声をかけられたのかを詳しく説明します。
実際に校区内でみんなを見守ってくれている110番の家の方も訓練に参加してくださいました。代表児童のみんなは、不審者の特徴や声かけされた内容など、覚えている限り詳しく報告することができていました。
平和な沖永良部島でも発生している不審者による声かけ事案。万一の場合に備え、今日の訓練の内容をしっかり身に着けておきましょう。
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