地震・津波を想定して避難訓練
地震・津波を想定した避難訓練が12日、沖永良部消防本部の署員の方々の指導のもと行われました。
大きい地震が発生したという想定で行った避難訓練では、まず各教室で机の下に身を隠し、揺れが収まってから校庭に避難しました。
避難を促す放送(地震による停電を想定して拡声器で実施)から短時間で避難を終えることができましたが、一部でおしゃべりをしてしまう児童が。消防本部の方からは「おしゃべりをしているということは、先生からの指示が聞こえないということ。次の訓練からしっかりやって」と注意を受けました。
校内に戻ってから講話もありました。まずは2011年3月11日に発生した東日本大震災で、岩手県釜石市の被災者の実体験をもとにしたアニメを視聴しました。
今回の避難訓練やアニメ映像を受けて、消防本部の方が講話。大きな揺れがあった場合は、少しでも高台に走って逃げることが重要だと話しました。また、揺れにより停電したあと、電力が復旧した後に発生するケースがある「通電火災」の怖さについても話しました。
また校長先生も東日本大震災の写真映像を紹介しながら、「周囲の人々が避難していなかったとしても、自分から率先して避難するように」などと呼びかけました。
大地震や津波、台風など、人々の命や生活を根こそぎ奪いかねない大自然災害。いつ発生しても正しい避難行動がとれるように、日ごろから備えておきたいですね。
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