波消しブロックって、すごい!~「港の勉強会」
港の安全を守る技術を学ぶ「港の勉強会」が14日、全校児童を対象に、体育館でありました
勉強会は「和泊港安全協議会」の主催。和泊港で防波堤の延伸工事に携わっている建設業者の関係者などが、出張講師として教えてくださいました。
まずは実際に和泊港の工事現場で撮影された写真を見ながら、ドロスと呼ばれる波消しブロックが作られる様子や、どうやって防波堤を築くのか説明してもらいました。
ブロック1つは90トンもあり、一日に4個しか作れないとのこと。釣りや船の利用などで和泊港を訪れる子どもたちもたくさんいますが、業者のみなさんが日々そんなに努力されているなんて、知らなかったですね~!
続いては、造波装置を使って波消しブロックの効果を確かめる実験!
子どもたちもワクワクの表情で実験を見守ります…
防波堤だけでは防ぎきれなかった高波も、防波堤の前に波消しブロックが設置されると、見事に小さくなりました!
上の写真は、波消しブロックのミニチュアを手にとって見る子どもたちです。一つひとつのブロックは小さいですが、たくさん集合することで、高波も防ぐ大きな力を発揮するのだそうです。すごいですね~
実験に続いて、各クラスの代表児童が前に出て造波実演にチャレンジ
1年生代表…
2年生代表…
3・4年生代表…
5・6年生代表の児童はマスコミの皆さんも注目するなかのチャレンジ~~~
みんな一生懸命に大きな波を起こしましたが、防波堤はびくともしませんでした
最後に6年生代表児童が、お礼の言葉。「防波堤と波消しブロックは同じようなものだと思っていたけれど、全然別の役割があると分かった」と話しました。
ぐるりを海に囲まれ、生活物資の多くを島外に頼る沖永良部島…。港を守る高い技術が、島のみんなの暮らしを支えていることがよく分かりました!業者の皆さん、ありがとうございました!
おまけ…勉強会後は、他の児童も造波実演にチャレンジさせてもらいました!よかったね
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