5・6年生が製糖作業を体験!
5・6年生を対象にした製糖作業体験が13日、校区内のまごころ製糖でありました。先日行われた収穫体験に続き、地場産業の面白さや大変さを学びました。
子どもたちは、まず、先日自分たちで収穫したサトウキビを圧搾機でしぼる作業を体験。サトウキビの扱いにも慣れた様子で、要領よく作業を進めていました。
サトウキビから汁がしぼられると、カスが出てきます。機械を詰まらせないように、こちらでも作業をしている子がいました。
一方、しぼったサトウキビの汁は大きな釜に入れられて、ぐつぐつと煮ていきます。上の写真は、出てくる灰汁をすくい取っている児童の様子。「暑い!」と言いながら懸命に不純物を取り除いていました。
煮詰めたキビ汁に石灰を加え、さらに煮詰めていくと、どろんどろんの状態に。それを火からあげて大きな鍋に移し、木の棒でぐるぐると混ぜると、だんだん砂糖が固まってきます。
それを、こんなに大きな作業台に流し込み、冷めて固まってきたら一口サイズに切っていきます。工房の皆さんの手早い仕事ぶりを、子どもたちも興味津々で見つめます。
できたての黒糖は、とっても濃厚な甘さでありながら、さっぱりした後味。子どもたちは、まだほんのりあたたかい出来たて黒砂糖を味見して、大喜びでした!
古くから島を支えてきたサトウキビ、黒砂糖。今回の体験学習で、また一段と深く島の良さを知ることができましたね!
コメント