4~6年生対象に絵画教室!
今週中に予定されているスケッチ大会を前に、8日、4年生から6年生を対象とした絵画教室が開かれました。城ケ丘中学校の先生をお招きし、構図などについて学習しました。
ゲストティーチャーとして来校されたのは、城中で美術指導を担当されている講師の白川清乃先生です。昨年度に続き、特別指導を引き受けてくださいました。
教室では、白川先生が事前にスケッチされた内城小の校舎、校庭にある草木、石碑など様々な絵を用いて、どのように作品の構図を考えていくかを体験しました。
先生が作成してくださった素材の中から好きなものを選び、ハサミで切り取って画用紙の上に配置していきます。
自分の近くにある「近景」、少し離れた位置にある「中景」、そして遠くにある「遠景」をキーワードに、大小様々に描かれた素材をどのように置いていくか…。子どもたちは作品づくりに夢中になりました。
白川先生は子どもたち一人ひとりの近くへ行き、アドバイスや励ましをくださいました。先生の言葉に、自分の感性に自信をもって作品づくりに取り組めたようです。
構図が決まると、続いては着色です。赤、黄、青の三原色だけをパレットに出し、自分の思う色を作り出して画用紙にのせていきます。
空は青、葉は緑…と単色でとらえがちですが、よく観察すると、様々な色が見えてくるそうです。様々な色を使って表現することが、深みのある作品につながるのだとか。
また、見える風景をそのまま描くのではなく、描きたいものを足したり、不要と思うものを省いたりしながら「自分の絵をつくる」という意識が大切だとも話してくださいました。
時間の関係で、ごく一部しか色を塗ることができませんでしたが、子どもたちはスケッチ大会など今後の作品づくりに向けたヒントをたくさんもらうことができました。
コメント